応力の用語について

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強度というのは、いろいろな破損に対して抵抗力の総称のことです。強度や強さは、単位断面積当たりの力で示されます。強力というのは、単位断面面積当たりではなくて、幅当りとか、一本当たりの力をいいます。強さというのは、強度と同じです。JISでは強度の代わりに、強力も含めて「強さ」という用語が使われているそうです。荷重というのは、物体に作用する外力のこといいます。外から与えられる力です。それに伴って、物体の内部には、同一の方向には同一の内力、応力が働くということです。引張の場合は、張力と同じと考えてよいそうです。フィルムに5kgの重りをかけると、フィルムは5kgの力を受けたとこになります。5kgfと書く時もあります。これらは正確に使い分けられているわけではありませんが、強度と強力の違いは意識しましょう。