半歩先の包装界

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誰にでも具現化できる極意があれば誰も苦労しませんし、それこそ最高に楽しい世界なのかもしれません。しかしながら、そこを追求し時に新たに作り出していくからこそ面白みがずっと続き、ただの作業に成り下がらないということにもつながっていると考えています。包装にも伝統的要素はありますが大切なのは現代の大衆が楽しむものではないでしょうか。

伝統と言えば、例えば歌舞伎や能などがあります。どええも今は席を確保するのもなかなかに苦労する観劇の一つになっております。そのこと自体は良し悪しではないのですが、文化はその古典芸能としての側面だけではありません。もちろん落語や浪花節、講談など様々ありますがそのなかでもお笑いのメインストリームであるテレビや劇場などは新しいアプローチや発見や発明、おもしろみの研究から出来上がったネタの数々は最前線その物のようをていしているように思います。

それ自体は個人的には大変稀有であり貴重な媒体のなっていることだなとおもいながらもこれがずっと続いていくのかどうかまでははっきりと意識できなくもあります。感情としての楽しみは言い換えればなんでも楽しみに昇華でき、どんなことでも幅を持たせられます。よく見聞きする言葉でいうところのなんでもありなのであると思います。簡単になんでもありと言いますが楽しむとは笑いとはコントラストからくる際でありデザイン的な観点から考えれば色の補色関係にもにた構造も持っているのではないかなと思います。補色関係の状態のままほぼ同時に味わうことがお笑いにはできうるのであるなと思います。デザインや演出というところから見てみると最高のデコレーションがすでに施された状態の材料であり状態であるとおもいます。あとは少しのセンスとタイミングそこがまた難しいのですがお笑いが一生この世からなくならないであろうなと強く思える理由でもあります。

包装というのも、伝統だけを重んじていては進化できません。かといって伝統を軽んじてはいけません。バランスよく良い進化を続けていきたいものです。