プラスチック容器の変遷

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プラスチック容器の初登場は1950年代のことで、当時は主に冷菓の容器として利用されていたそうです。

ポリ塩化ビニルのシートで作られたカップがそれで、他にもジャムを入れたり、ソースを入れたり、卵を入れたりするのに用いられるようになったといわれています。これらは元々ガラス瓶が担っていましたが、プラスチックの利便性がガラス瓶のそれを凌駕して、急速に取って代わるようになったのです。

素材は用途により向いている物が異なっています。例えば塩化ビニル樹脂ではガラス瓶を代用できないことから、ポリエチレンテレフタレート等が注目されています。ポリエチレンテレフタレートは既に70年代からボトルとして用いられており、現在でも様々な用途で活躍しています。

しかし欠点が無いわけでもありませんから、その穴を埋められるような新しい包装材の開発を目指して研究が続けられているようです。具体的な成果としては、ポリエチレンナフタレート等ではないでしょうか。