山が汚れると海洋も汚れると言うアウトドア好きの友人は、最近、海洋汚染として知られるプラスチックごみの多くは、海に直接廃棄されたものの他にも、周辺の山々や私たちの暮らす街中から流れ込んできたものがその大半を占めているのだと語ります。山や森のレジャーでは、ゴミを持ち帰るのがルールであるとご存じの方がほとんどであるとは思われますが、実際には、自然界のなかに人々の残した様々なゴミが廃棄されているのが現状でもあるようです。世界遺産に登録された美しい富士山にも、信じられないほどのゴミが廃棄されている光景は、アルピニストたちの間では世界的にも有名な話であるとも言われています。私たち人間が美しい山々や森などの自然界に持ち込んだあらゆるゴミは、風や雨に押し流されるように河川に入り込むと、そのまま海に流れ着き海洋汚染につながっていると考えられているようです。特に昨今、問題視されているのがプラスチック製品のゴミです。プラスチックの素材は、簡単には分解されずに土壌や海洋の汚染物となりますので、鳥や海洋生物がエサを誤まって誤飲してしまうことが頻繁に起こっているようです。先日、女子高校生がスナック菓子の過剰なパッケージや個包装についての嘆願書を菓子メーカーに提出したことが話題ともなりましたが、実際にゴミによって汚れた山々や海の姿を目の当たりにすると、そのような声を上げたくなる気持ちはおおいに理解できると友人は述べておりました。

おすすめ記事