知的な包装デザイン

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静かで格調の高いデザインというのは、暗色で全体を統一すると表すことができます。暗色で全体を統一すると穏やかで静かな格調の高さをイメージしてもらえます。商品の持つ長い歴史や由緒を感じさせるのにとても向いています。見る人を情緒豊かな落ち着きのある世界に浸らせることができます。トラディショナルさを強調したいときには、暗色で全体を統一しましょう。白いふちどりのない裁ち落とし写真にすると、情緒が強まります。白フチというのは、抑制を表します。格調のあるベースにある厳しさを暗示することもあります。その白フチを取ると、情緒が全面に広がります。セールのでも格調は保てます。配色や写真の扱いなど格調表現の原則を生かしましょう。こだわりを表すためには、配色がとても重要になります。同じ色相で配色しましょう。純色や明色を少なくすることで、内面性が強くなります。こだわりを表すことができます。こだわりを表すデザインの条件としては、モノトーンの配色と大きな一枚写真となります。こだわりを表す3つの配色があります。同系色配色というものです。特定の色相だけを配色すると内向的で、閉鎖的になります。それと同時に落ち着きや穏やかさを持った世界観が生まれます。次に渋いトーンの配色というのは、かげりや奥深さをイメージがあり、こだわりを表してくれます。これらのトーンを増やすほど、こだわりのイメージは強くなっていきます。モノクロームというように色相を絞り込んで、トーンも渋いトーンに絞り込んで突き詰めていくとモノクロ写真となってきます。つまりモノクロ写真というのは、こだわり感が強くなるといえます。情緒量を調節するとこだわりが強くなります。